目次
はじめに
どうも はじめましてノブです。
前回の記事で
「つみたてNISA」と「iDeCo」を始めるにあたって、
僕自身が何をしたのか?
いわば、準備編として位置づけになってしまい
具体的にどういったものを買ったのか?
について、全く触れませんでした。
まぁ、今回も具体的に何を買ったかどうかまで
触れられるか分かりませんが、
思うがままに綴っていきましょう。
こんな人に読んでもらいたい
真剣に取り組みたいと思っている人
☆ 社会人になったばかりの人
☆ お金の勉強を始めたばかりの人
まずは結論
① 固定費を見直す
② つみたてNISAを始める
③ iDeCoを始める
①の固定費を見直すについては、
前回の記事で触れているので
そちらを参考にして頂きたいと共に
他にも固定費を見直すヒントや
生活の満足度を低下させずに節約できる手段がありましたら
ぜひ、教えていただきたいです。
つみたてNISA、iDeCoを始める前に
そもそも、つみたてNISAやiDeCoってどういうもので
どうやって始めるものなのかご存じですか?
そこで今回は、つみたてNISA、iDeCo について紹介するとともに
ノブさんがどうしてつみたてNISAやiDeCoを始めたのかを紹介しようと思います。
つみたてNISAとは
詳しく知りたい方は、ここ読んどけ。って感じなんだけど
概要としては以下の通り
利用できる方 | 日本にお住まいの20歳以上の方 |
---|---|
非課税対象 | 投資から得られる分配金や譲渡益 |
口座開設可能数 | 1人1口座 |
非課税投資枠 | 新規投資額で毎年40万円が上限 |
非課税期間 | 最長20年間 |
投資可能期間 | 2018年~2042年 |
っとまぁ、概要を書き表したところで
これの何がいいのか? どうして始めた方がいいのか?
これが結果的に老後資金としてどう機能するのか?
疑問に思いますよね?
そこで、まずはつみたてNISAを始めるまでの
考え方の変化を紹介しましょう。
漠然とお金を増やしたいと思っていた
若いころから、お金を貯めることが好きで
節約したり、効率的にお金を使うことにも興味があった。
その為、掛け捨ての保険じゃなくて
貯蓄型の保険に加入したり
定期預金を始めたり、財形貯蓄をしたりと
未来ためにお金を増やす努力をしていた。
この頃から、生きるための仕事を早く終わらせたいと
思っていたんだろうと思う。
お金の勉強をするきっかけを得た
YouTubeが普及して、書籍ではなく
動画や音声として知識を得る機会が増えた。
僕自身、本を読むのがとても苦手で
同じ姿勢でい続けるのも嫌いだし
なにより、本を読み始めると(紙にある活字を見続けると)
途端に眠くなり、どこまで読み進んだのか分からなくなる
見開き2ページ読むのに、2行進んで1行戻るってのが
頻繁に起こるため、いつまで経っても本が読み終わらないし
眠いのでほとんど頭に入ってこない。
しかしなぜだろう、kindleだったり
他人のブログなど、画面を通しての活字は
あまり眠くならないし、集中して読めてしまう。
ただ、本やブログは、何かをしながら
読めるものではないが、音声を中心とした
YouTubeや今だとVoicyなんかだと
通勤や散歩のときに最適だ。
通勤時は、本やスマホを顔の前に
持ってくること自体が苦痛なので
専ら音声による情報の収集に注力している。
そんな中、コロナ禍になり
テレワークが主体となり
通勤の代わりに、朝晩、散歩をするようになった。
そこで、お金に関するYouTubeチャンネルと出会い
散歩中にお金の勉強ができるようになった。
預金よりもお金を増やす方法を知った
昔は、貯金だけしていれば、勝手にお金が増えるっと思っていた。
それもそのはずである。
子供の頃はバブル期で、定期預金の金利が5%以上あったのである。
それはつまり、仮に年利7%の定期預金に10年お金を預けておくと
2倍くらいになるのである。
10年で2倍・・・
そりゃぁ、貯金だけしていればいい時代だよね。
つい最近まで、貯金がお金を安全に増やす最善の方法だと思っていた。
そう、銀行の金利が今では「0.35%」まで下がっていたとしても
安全に増やすにはこれしかないと思っていた。
しかし、正しくリスクを理解、許容し
リスク分散等をすることで、安全性を向上させつつ
自分の資産をもっと効率的に増やす方法がある事を知ったのである。
特に、以下のYouTubeチャンネルが僕のお金に関する
考え方を大きく変えてくれた
税金のことについても触れた
そんな中、最も大切なのは
得るお金に対して、どれだけ防衛できるか
つまり、税金によってどれだけ搾取されないようにするか
手数料によってどれだけ搾取されないようにするかが
重要であるかが分かった。
もちろん、年収が上がる方がいい
株で儲かるのもいい
しかし、手にしたお金は、そのまますべてが自分のものになるのではなく、
税金や手数料などを引かれて、やっと自分の手元に残る。
固定費を見直したように、固定的に引かれてしまう
税金や手数料にしっかり着目し、それらを抑える事が
資産を増やす道になるのである。
つみたてNISAは、投資信託などにより
資産を増やすのだが、つみたてNISAを使わず
上手に資産を増やしたとしても
その投資から得られる分配金や譲渡益の約20%を
税金として国に納めなければいけないのである。
ex)100万投資して、資産価値が150万になったとしても
利益の50万に対して、約20%の税金がかかるため
手元残るのは、140万っとなってしまうのだ。
なので、投資信託であれば手数料が低いものを
選択する必要がある。
① 販売手数料(解約手数料):なし
② 信託報酬 :0.1%以下
③ 信託財産留保額 :なし
ただし、つみたてNISAの場合
国からの厳しい基準があるため
その多くは、上記の基準に近いものが多い
ノブさんが実際に購入しているのは以下です。
楽天証券 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) |
---|---|
SBI証券 | SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド |
同時にリスクについても学んだ
ただし、すべての投資信託が、
毎年 コンスタントに利益を生むものではない。
なぜなら、例えば株をメインとした投資信託であれば
各企業の株価が上がれば投資信託の利益は生まれるが
株価が下がれば利益はなくなり、価値としてマイナスになることもある。
短期的にみると、投資した金額よりも
投資信託の価値が低くなることもあるのである。
ただ、経済は常に成長しており
短期的にみると成長が遅くなる時期もあるが
概ね15年以上のスパンで見ると、必ず成長している。
つみたてNISAの場合、20年保有することを前提としているため
20年後にはほぼ間違いなく、その価値を向上させているのである。
過去の統計的に投資期間が20年の場合、+6% ~ +17% の間になることが分かっている
逆に投資期間が1年の場合、-39% ~ +47% と、その幅も大きくなり
マイナスになる可能性も高くなってしまう。
こうしたことから、つみたてNISAは長期保有を前提としており
長期保有した場合、リターンも安定しているとリスクについても理解できたので
つみたてNISAを始める決心がついた。
証券口座を開設した
ここでもまた、上記で紹介したYouTubeチャンネルを参考にしたが
楽天証券とSBI証券の証券口座を開設した。
・楽天ポイントが貯まる。
・楽天銀行と連携することで、手数料をかけずに資金が移動できる。
・取り扱っている投資信託が豊富で、手数料の安いものが多い
・手数料が最安
・ネット証券口座開設数 No.1
・購入した投資信託を扱っていた。
っといった理由が挙げられる。
ちなみに、他にも多くの金融系YouTubeを視聴しているが
どのチャンネルを視聴しても、上記2証券会社を進めており
逆に、それ以外の証券会社を進めるチャンネルがほとんどなかった。
証券口座を開設するには
申し込みや身分証、銀行口座情報等の書類の提出などが必要で
申し込みから口座開設まで2週間から1か月程度必要です。
ただ、口座開設だけであれば
基本的に無料であるため
今、投資を始められなくても
将来的に投資をするのであれば
口座開設だけは先に済ませておくのもいいと思います。
実際、投資をしようと思ってから
口座開設を開始するとその手間から
モチベーションが保てず投資を先延ばしにしがちだからです。
投資を始めた
口座開設には、書類の準備等
多少の手間がかかりましたが
口座開設が済んでしまえばあとは簡単で
自分の銀行口座から証券口座に入金し
投資信託等を購入するだけです。
ただし、ここで注意して欲しいのは
楽天証券もSBI証券も、ネット証券であるため
入金の際は、店舗に行って入金するということは少なく
銀行のオンライン取引で入金することが前提となっているため
銀行口座のオンライン送金ができるように準備をすることが必要です。
最後に
社会人になって、当時は、銀行口座の金利が
低くなっていることは理解していたが、その代替手段として
財形貯蓄や貯蓄型の保険を始めた。
しかし、いずれも成長性が低く
将来のための資金になるには時間が多くかかり過ぎるという
デメリットがあった。
また、投資や株は、リスク(この場合 危険性)が高く
資金を半分にしてしまう可能性があるという恐怖から
それらに興味を示すことは少なかった。
自分の周りに株を始める人も多少いたが
自身の知識が少なく、長らく距離を置いていた。
そんな中、リーマンショックで
仕事中に慌てふためくチームメンバーを見て
「やっぱり株なんかやっていなくてよかった」っと思ったこともあったので
さらに、距離を置くことになった。
あれから既に10年以上たち
お金を取り巻く状況がさらに変化し
自身の老後や子供たちの教育資金など
いろいろと考えることが増えると同時に
お金の勉強をする機会も増え、今回のような決断に至った。
相手のことをよく理解していないから
恐怖の方が勝ってしまうというのが
人間の常であると痛感させられた出来事である。
過去の凝り固まった考え方を変えるのは大変で
更に、妻や子供がいる場合は、その家族にも
考え方を変えてもらえるような努力が必要である
それには、まず、自身の理解が十分でないと
相手に伝えられないし、不安を残したままになってしまう。
僕の場合も同じで、妻につみたてNISAの制度や
投資信託のリスク、手数料や税金など
手取り収入を増やすという視点ではなく
資金をどうやって増やすかという視点で
説明する必要があり、「手取りを増やす > 資金を増やす」という
考え方の強い人を説得するのはとても大変でした。
その為、この記事を読んでもなかなか投資を始められないかもしれない。
今までの歴史だけでは、資金が増えるという確証は得られないかもしれない。
しかし、リスクばかりを恐れて何も行動しなければ
働き続ける老後が待っているのが目に見えている。
僕の試算では、65歳まで働けば
あとは、年金とiDeCo、つみたてNISAの資金で
満足度を維持した生活が続けられる見込みである。
今、行動したから
暗くない未来を手に入れられるんだと思っている。
特に、若い人は1日でも早く
少額でもいいから投資を始めて欲しい。
投資を始めるのは、早ければ早いほど有利であるからである。
もし、社会人になりたての自分に戻れるのなら
財形貯蓄や貯蓄型の保険に入るのではなく
手数料のかからないインデックス投資を
小額でいいから始めさせただろう。
今の環境とは違うので、それほど環境が整っておらず
簡単に始められないかもしれないが、
これから社会人になる人や社会人になりたての人は
必ずこれらを始めるべきだと、教えるべきだと思っている