目次
はじめに
どうも はじめましてノブです。
前回の記事で
なぜ、つみたてNISAに至ったのか
実際に購入した投資信託は何だったのかを紹介しました。
ここでは、次に始めたiDeCoについて
話をしようと思ったのですが
つみたてNISAと内容がかぶるので
次回以降に紹介したいと思います。
こんな人に読んでもらいたい
真剣に取り組みたいと思っている人
☆ 社会人になったばかりの人
☆ お金の勉強を始めたばかりの人
まずは結論
① 固定費を見直す
② つみたてNISAを始める
③ iDeCoを始める
①の固定費を見直すについては、
前回の記事で触れているので
そちらを参考にして頂きたいと共に
他にも固定費を見直すヒントや
生活の満足度を下げずに節約できる手段がありましたら
ぜひ、教えていただきたいです。
老後資金の考え方
① 何歳まで働くのか
② 何歳から年金を受給するのか
③ 何歳まで健康でいられるのか
これらを見極めねばなりません。
何歳まで働く?
ノブさんは、現在43歳です。
43歳でつみたてNISAを始めたので
最初の年につみたてた つみたてNISAは
64歳の時に満期を迎えます。のはず。
今のところの目標は、64歳まで働く事とします。
ここでは、年利をノブ的悲観値である4%で計算すると
400,000円 × (1 + 0.04)^20 = 876,449円
これが、夫婦二人分あるので、876,449円 × 2 = 1,752,898円
これを、12か月で割ると
1,752,898 ÷ 12 ≒ 146,000円
つみたてNISAだけで、146,000円/月となり
これが、20年続くので、83歳まで受け取れる計算になる。
※63歳まではつみたてNISAを続ける前提。
更に、iDeCoを今年から始めると
60歳の時に一時金として5,790,933円 受給できる。
これも、夫婦二人でやっているので、11,581,866円とする。
63歳から20年かけて切り崩していくとすると
約48,000円/月となる。
夫婦二人でつみたてNISAの満期を迎える
63歳までは働くとして、64歳以降は
つみたてNISAとiDeCoだけで、83歳までは、194,000円/月は確保できる。
ある指標によると、老後の一般的な生活費は280,000円/月だそうだ。
これには、インフレ率が計算されていないため
インフレ率を2%と仮定すると、20年後の一般的な生活費は
280,000円 × (1 + 0.02)^20 ≒ 416,000円/月
となり、つみたてNISAとiDeCoだけでは半分しか補えない。
何歳から公的年金を受給する?
そもそも、働く事(ライスワーク寄り)自体
早く辞めてしまいたいので、最短で年金を受給すると仮定する。
※64歳まで働くと言っているので、どうせなら
65歳から受給した方がいいんじゃないか?
60歳まで働き、65歳までは貯金でやり過ごし
65歳から年金を受給する方がいいんじゃないか?
っとも思っているが、それは60歳時点の資産状況による。
仮に、公的年金を60歳から受給すると
夫婦で約2,800,000円/年 ≒ 233,000円/月
となり、つみたてNISA、iDeCo、公的年金を合わせると
146,000円 + 48,000円 + 233,000円 = 427,000円/月
427,000円(収入) > 416,000円(支出)となり、
インフレを想定したとしても、一般的な生活は送れそうだ
※ただし、84歳で人生を終えるのが前提となる…
何歳まで健康でいられるか?
今のところ、男性の平均寿命は81歳
健康寿命は、72歳っとなっている。
人生100年時代と言われるようになっているが
現実とは20歳ほど離れている。
自分が今の平均寿命を迎えるころ(40年後)には
平均寿命、健康寿命はいくつになっているのだろう。
資金が尽きるであろう84歳まで伸びているのであれば
まぁ、計画通りと言えよう。
そして、大変申し訳ないのだが
現時点での女性の平均寿命は87歳
健康寿命は、75歳っとなっており、
妻には、もしかしたら十分な資金を残せないままになってしまうかもしれない。
仮に、夫婦二人で100歳まで生きるとしたら
残りの16年は、公的年金だけになってしまい
84歳以降は、まともに生きられないかもしれない。
健康寿命として84歳まで生きられれば
老後資金の準備としては十分だったと思いたい。
最後に
いろいろと面倒な計算式を書いてきたが
老後を迎えるまでにまだ20年以上ある人であれば
現時点での老後2,000万円問題は
つみたてNISA、iDeCo、公的年金を
夫婦二人でフル活用すれば、簡単にクリアできることが分かった。
しかし、それはここ40年
インフレ率が低迷している日本だからであり
政府の目標としては、年2%のインフレを目標としているし
諸外国も年1%~3%を目標としており中央値が2%なのである。
つまり、定年を迎えるであろう20年後には
老後2,000万円問題は、3,000万円問題になっている可能性もある。
幸い、経済活動の成長率は
超長期的にみればノブさん的悲観値:4%、ノブさん的楽観値:7%、ノブさん的中央値:5%と
目標とするインフレ率2%よりも大きいため
生活の満足度を下げずに、可能な限り
長期的に投資に資金を回すことで
老後の生活は、安心できるものになるのではないかと思う。
若い世代は特に、まずは固定費を見直し、
超長期の資産運用に早急に着手し
実際に労働する期間を短くして
本当にやりたいことを、早く始められるようになって欲しい。
自分の娘はまだ小学生なので
お金の話は難しいと思うが
中学生、高校生になったら
働く地域(日本以外も含め)や
集客の方法など、多角的に教育し
お金という面で苦労しないようにしてあげたい。